第1回【稲は魂が宿る「いのち(命)のね(根)」】

暮らす土地と人はつながっている

日本各地には、さまざまな名産やご当地食材があります。
たとえば寒い北海道の食文化のひとつといえば、体を温める羊の肉、
また暑い沖縄では、体の熱を冷やすゴーヤが多く食べられます。
土地の気候風土に合った食材が、 そこに暮らす人々の健康を支えてきたのです。

住む土地と人間は一体であり、身近で採れるものを食べるのが体にいい、という
考え方を「身土不二しんどふじ」と呼びます。

昔の人は、自分が歩ける範囲でとれる 食材を食べることが長生きの秘訣と考えました。
四季に恵まれている日本は、旬の季節に近くの土地で実るものが、
自然でもっとも体にいいことを経験で知っていたのです。

その中で、主食に選ばれたのが 日本人の好みや体質と、とくに調和しているお米。
全国各地で育ち、栄養価も美味しさも、 群を抜いていたことが理由です。

身土不二の食生活は、現代の、 とくに都会で暮らす人々にとっては難しいこと。
1960年代には約70%あった国内食糧自給率ですら、今は40%前後まで
下がってきています。
スーパーには、年中同じ食材が売られ、 旬が分かりづらい食材も並んでいます。

一方でお米は、長い歴史の中で 日本人に愛されてきた、身土不二の伝統食。
日本だけで自給することもできる 貴重な国産食材です。

メイド・イン・ジャパンのエネルギー源

お米は、日本の空と水、そして人々によって生み出されるソウルフードです。

国産米の強みのひとつは、時代に合わせて 品種改良ができること。
日本人が好む味わいや食感、ダイエット志向のライフスタイルなど、
その時々のニーズにこたえる減農薬のブランド米も、数多く登場しています。

そして、田植えから私たちの食卓に届くまで、 安全の目が行き届いていること。
定められた基準をクリアし、正しく格付けされて 履歴がわかる安心感もあります。

こうした時代背景に合わせて、進化を重ねてきたというのも、
お米が主食でありつづける理由のひとつ。
お米との長い付き合いから、私たちの体は腸が長く、穀類を消化しやすい
つくりをしています。

日本人の体のつくり、そして暮らしに寄り添い、健康の根っこを支えている
身土不二のお米。
ごく自然に身近にある、メイド・イン・ジャパンのエネルギー源に、
私たちは生かされています。

 

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